農地還元
[2015年1月28日]
[2015年1月28日]
茂原市の農業集落排水処理施設から発生する汚泥処理は、基本設計において脱水機により脱水処理した後、焼却物としてゴミ処理場への搬入を検討していたが、近年の環境汚染による問題、汚泥量の増加による将来的な受入れの困難が来る為、農地還元をすることとなった。
微生物の働きにより汚水が処理され、沈殿した余剰汚泥を濃縮、脱水して含水率を約84%まで下げたものを更に汚泥乾燥機により15%以下にし、臭いが無く細粒状で扱いやすくなっている。現在、供用開始している東郷第一、豊岡第一、豊岡第二の各処理場から発生する乾燥汚泥(週約1t)を、地元の農家や一般市民に利用して貰い、全量農地還元している。
この乾燥汚泥は、肥料取締法第7条の規定に基づき『もばら活性肥料』として登録を行い、品質の安全性が保証されています。
重金属等を含む工場排水などを受け入れてない為、利用上の安全性、品質基準の確保が図られている。
開庁時間:8時30分~17時15分(土曜、日曜、祝日、年末年始12月29日~1月3日は除く)