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本納城跡

[2015年6月12日]

本納城跡(ほんのうじょうあと)

茂原市指定文化財(昭和53年12月28日指定)

  • 所在 茂原市本納3106番地
  • 所有 蓮福寺
本納城跡

本納城は室町時代後期、享禄2年(1529年)に構築されたと伝えられる、地の利を生かした要害堅固な山城であった。
軍記によると永禄の頃、黒熊大膳亮景吉(くろくまだいぜんのすけかげよし)という武将が、この地を拠点として24郷を治め武威を誇っていたが、本納城は房州里見の支城であるため、長南武田の進攻に備え、佐矢止砦、壇上砦を強化していた模様である。
永禄7年(1564年)国府台合戦ののち、房州里見の傘下を離反した土気城主、酒井胤治の軍勢に急襲され永禄12年(1569年)3月28日落城、城主景吉は切腹したと記録されている。その後、土気酒井氏方から城代として、板倉右衛門他2名がきて統治したが、天正18年(1590年)小田原落城後徳川幕下の旗本知行地となり廃城となった。
本、中、下城址、削壁(さくへき)、抜穴、袋狭間(ふくろはぎ)、狼煙台址等々、中世山城の遺構を多く今にとどめている貴重な城址である。

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