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高橋家古文書

[2015年2月25日]

高橋家古文書(たかはしけこもんじょ)

茂原市指定文化財(平成13年2月22日指定)

  • 所在 茂原市高師1345番地1 茂原市立美術館・郷土資料館
  • 所有 茂原市
高橋家古文書

高橋家は、近世を通して立木村(茂原市立木)の村役人を代々勤めていたので、立木村の地方文書が多量に存在します。
江戸時代後半、立木村が幕府領、旗本水野氏知行、鶴牧藩水野氏領分と支配の変遷する時代、高橋家は肝煎名主、大庄屋として配下の村々を領主に代わって差配したため、より広範囲にわたる文書が存在します。特に鶴牧藩時代(天保14年(1843年~維新期)には大庄屋として夷隅・長柄・埴生・山辺の4郡にわたる56ケ村を支配しています。この時期の30冊余りの分厚い御用留を中心とする高橋家文書はこの地方の近世史研究に欠かせないものであります。
明治時代以後においても、戸長、鶴枝村々長等を勤め、近代議会政治の発達と共に県会議員、衆議院議員、貴族院議員を歴任、中央政界にも深く関わり、近代政治史研究に貴重な資料、書簡等も豊富に存在します。また、代々の高橋家当主は、学問、芸術を好んだため、江戸から多くの文人、墨客も訪れており、俳諧、漢詩文等の文化資料の多い、高橋家の出版物もいくつかあるが、大正期には独力で「房総叢書」2巻の刊行事業を行っています。これは、後の昭和期における「房総叢書」の先鞭をつけたものであります。こうした高橋家の政治、文化活動を支えた経済活動を知る資料も大量に存在します。江戸時代後半から急速に拡大する高橋家の地主経営は明治期には県内屈指の六十町歩地主にまで成長します。明治23年(1890年)における地租総税額は、県内第6位の多額納税者であった。以上の如く、高橋家の文書は茂原市のみならず上総地方全域に及び分量の多さは勿論、関連地域の広さと文書の多様性においても県内有数の史料群であり、千葉県の近世、近代史の研究に欠かせない貴重な資料であります。

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