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保田勝久(工芸・陶磁器)

[2020年3月5日]

茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の保田勝久の作品

略歴

保田 久(やすだ かつひさ) (1929~2007)

昭和4年 東京生まれ。同28年 早稲田大学商学部を卒業し、経営コンサルタント業務に従事するが、同49年 千葉県安房郡の山中に窯を築き、作陶を始める。同51年 山本正年に師事。同53~60年まで光風会展連続入選。

昭和55年 木葉天目茶碗の独自再現に成功。 翌年 千葉県美術工芸会会員、千葉県美術会会員となり、市川市に工房移転。同57年 日本新工芸展入選。同61年以降、公募展出品を止め、個展活動。

木の葉の焼付けについては、他の追随を許さない域に達し、平成2年 中国工技美術委員会に招かれる。同6年 土屋文化振興財団賞受賞。同7年 市川市文化会館で木葉天目展。翌年 台湾の国立国父記念館で木葉天目展を開催、同館に木葉天目大皿が収蔵となる。

平成11年 作品図録を刊行。早稲田大学會津八一記念博物館に橘皮黒天目釉葉文大皿が収蔵となる。同13年より住居工房を長生郡一宮町に移し創作活動中であった。 

主な収蔵品

保田勝久の収蔵品は、陶芸作品18点、水彩画2点です。このうち、陶芸作品8点と水彩画1点を掲載しています。

ご注意 画像の転載・利用を禁じます。

保田勝久 「飴釉木葉天目大皿『安居2』」

保田勝久 「飴釉木葉天目大皿『安居2』」(あめゆうこのはてんもくおおざら あんきょ2) 陶器 平成元年(1989)作 径42.0×高5.4cm
平成8年、台湾の国立国父記念館で開催の「木葉天目展」出
品作。
木の葉の二度焼(木の葉を一度焼付けた上にさらに木の葉を重ねて焼き上げる)により、奥行きまで表現された傑作。

保田勝久 「柿釉木葉天目壺『山気』」

保田勝久 「柿釉木葉天目壺『山気』」(かきゆうこのはてんもくつぼ さんき) 陶器 平成7年(1995)作 高23.5×径25.0cm
作者は平成6年秋に、木の葉を代赭(たいしゃ)色に焼き付ける技術を完成し、翌年秋には、さらに垂直面(壷の横腹部分)への、木の葉の焼き付けに成功している。
本作品は、その技術を両立した驚くべき作品である。

保田勝久 「柿釉木葉天目大皿『秋風』」

保田勝久 「柿釉木葉天目大皿『秋風』」(かきゆうこのはてんもくおおざら しゅうふう) 陶器 平成10年(1998)作 径44.2×高5.7cm市川美術会出品作

保田勝久 「黒釉木葉天目鉢『ポプラ五葉』」

保田勝久 「黒釉木葉天目鉢『ポプラ五葉』」(くろゆうこのはてんもくはち ぽぷらごよう) 陶器 平成14年(2002)作 高5.5×径24.0cm

保田勝久 「黒天目釉梨灰流文壺」

保田勝久 「黒天目釉梨灰流文壺」(くろてんもくゆうりかいりゅうもんつぼ) 陶器 平成18年(2006)作 高24.0×径27.0cm
保田勝久 作陶展(平成18年松坂屋・銀座)出品

保田勝久 「黒釉木葉天目抹茶碗『椋三葉』」

保田勝久 「黒釉木葉天目抹茶碗『椋三葉』」(くろゆうこのはてんもくまっちゃわん むくさんよう) 陶器 制作年不明 高6.5×径12.0cm

保田勝久 「黒橘皮釉葉文大皿」

保田勝久 「黒橘皮釉葉文大皿」(くろきっぴゆうようもんおおざら) 陶器 制作年不明 径47.7×高6.4cm
保田勝久 作陶展(開催年不明 松坂屋・銀座)出品
橘皮(きっぴ)とは柑橘(かんきつ)類の皮、つまり、みかんの皮のような肌である。

保田勝久 「黒釉木葉天目陶額」

保田勝久 「黒釉木葉天目陶額」(くろゆうこのはてんもくとうがく) 陶器 制作年不明 14.5×10.1cm
保田勝久 作陶展(開催年不明松坂屋・銀座)出品
額装された平面作品。

保田勝久 「本覚寺池畔より吉州古窯跡を望む」

保田勝久 「本覚寺池畔より吉州古窯跡を望む」(ほんがくじちはんより きっしゅうこようあとをのぞむ) 水彩画 紙本彩色 平成14年(2002)作38.4×53.9cm
中国江西省吉安市の吉州窯(きっしゅうよう)は、木葉天目を生んだ窯(かま)であり、作者にとって非常に重要な地である。また、作者は最初、画家にあこがれていたことから、水彩画作品を遺(のこ)している。

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