公共施設マネジメントの推進について

　茂原市では、高度経済成長期からの急激な社会の変化や人口増加に伴い、小・中学校をはじめ、多くの公共施設を整備してきました。これらの施設の多くは、建築して30年以上経過しており、更新時期（大規模改修や建替えが必要とされている時期）が集中する時期を迎えつつあります。

　一方、本市の財政状況は、税収等の大幅な好転が見込めない中で、高齢化の進行などに対応する福祉関連経費が増加しており、今後、公共施設の維持更新費用を今まで以上に捻出することは、非常に困難な状況にあります。

　こうした状況の中で、市民サービスを低下させずに、将来に必要な施設機能を維持していくためには、公共施設全体を把握し、長期的視点をもって、本市の将来像にふさわしい公共施設のあり方を考える必要があります。

　また、財政負担を軽減・平準化するとともに、公共施設全体を最小の費用で効果的に活用していくためのマネジメントが必要となっています。

茂原市の公共施設の現状と課題を明らかにし、今後の施設のあり方を検討するため「茂原市公共施設白書」を作成しました。
今後はこの白書を基にして、市民の皆さんのご意見を伺いながら、適正な施設配置と効率的な管理運営の実現に向けた具体的な計画づくりを進めていきます。

茂原市における公共施設等の管理に関する基本方針を策定しました。この方針は平成28年度に策定する「茂原市公共施設等総合管理計画」の方向性を示すものであります。

本委員会では、市の現状や公共施設の課題を認識し、一般公募による市民委員と学識経験者・先進自治体職員を交えて公共施設のあり方について検討しました。皆さんから幅広い意見を取り入れながら、公共施設等総合管理計画を策定します。

詳しくは、公共施設あり方検討委員会のページ（別ウインドウで開く）をご覧ください。