がん予防
- [2020年2月26日]
- ID:5665
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
今、日本人の2人に1人が、一生のうちにがんになるというデータがあります。がんは、日本人にとって身近な病気です。
茂原市でもがんは、死亡原因のトップであり、がんの予防および早期発見の推進などがんの対策に取り組んでいく必要があります。
このページでは、皆さんに実践してほしいがん対策の取り組みについてご紹介します。
国立がんセンターをはじめとする研究グループでは、日本人を対象としたこれまでの研究を調べました。
その結果、日本人のがん予防にとって重要な、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染」の6つの要因を取りあげ、「日本人のためのがん予防法」を定めました。
このうち、「感染」以外は日頃の生活習慣に関わるものです。
これから紹介する5つの健康習慣を実践することで、あなた自身の努力でがんになる確率を低くしていくことが可能です。
がんリスクを減らす5つの健康習慣
日本人のためのがん予防法
日本人のためのがん予防法 | |
---|---|
禁煙する | たばこを吸う人は吸わない人に比べ、がんになるリスクが約1.5倍高まることがわかっています。吸っている人は禁煙し、吸わない人はたばこの煙をなるべく避けて生活しましょう。 |
節酒する | 飲酒は食道がん、大腸がんと強い関係があります。飲酒量の目安(1日あたり純エタノール量換算で23g程度) |
食生活を見直す | 塩分を抑え、野菜と果物を食べ、熱い飲み物や食べ物は少し冷ましてからとるという3つのポイントを守ることで、日本人に多い胃がんのリスクや、食道がん、食道炎のリスクが低くなります。 |
身体を動かす | 歩行または、それと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上行いましょう。 |
適正体重を維持する | 男女とも、がんを含むすべての原因による死亡リスクは、太りすぎでもやせすぎでも高くなります。 男性はBMI値21~27、女性はBMI値21~25の範囲になるように体重を管理するのがよいでしょう。 BMIの計算方法 |
出典:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん情報サービス」
リンク
感染について
感染は日本人のがんの原因の約20%を占めると推測されます。感染の内容として、日本人ではB型・C型肝炎ウイルスによる肝がん、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん、ヘリコバクター・ピロリ(H.pylori)による胃がんなどがその大半を占めます。
感染症が原因のがんは、感染を予防したり治療したりすることで防げます。