日本紅斑熱について
- 初版公開日:[2020年08月28日]
- 更新日:[2024年4月19日]
- ID:1927
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日本紅斑熱は、病原体(リケッチア)を保有するダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。
近年、国内で年間200件を超える発生報告があり、死亡者も報告されています。
感染症法では四類感染症に位置付けられています。
市民の皆さまへ
- 日本紅斑熱は、病原体を保有したマダニからの刺咬によって感染しますので、特にダニが多く生息する野山、畑。草むら等に出かける時は次のことに注意しましょう。
(1)長袖、長ズボンなどで肌の露出を少なくし、防虫スプレーを使用する。
(2)直接、草むらや地面に座ったり、衣服を置いたりしない。
(3)帰宅後はすぐに入浴し体についたダニを落とし、新しい衣服に着替える。 - 適切な抗菌薬の投与により治療可能ですが、治療が遅れると重症化し、死亡することもあります。有症状の場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。