特定外来生物


特定外来生物とは

特定外来生物とは、海外起源の外来種で、生態系や人の生命・身体、農林水産業への被害を及ぼすもの、または及ぼすおそれのある生物で、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)に基づいて指定された生物のことです。

特定外来生物に指定されたものについては以下の項目について規制されます。
飼育、栽培、保管及び運搬することが原則禁止されます。
輸入することが原則禁止されます。
野外へ放つ、植える及びまくことが禁止されます。
許可を受けて飼養等する者が、飼養等する許可を持っていない者に対して譲渡し、引渡しなどをすることが禁止されます。これには販売することも含まれます。
許可を受けて飼養等する場合、その個体等にマイクロチップを埋め込むなどの個体識別等の措置を講じる義務があります。

外来種による被害を予防するために
入れない 〜悪影響を及ぼすおそれのある外来種を自然分布域から非分布域へ「入れない」。
捨てない 〜飼養・栽培している外来種を適切に管理し、「捨てない」(逃がさない・放さない・逸出させないことを含む)。
拡げない 〜既に野外にいる外来種を他地域に「拡げない」(増やさないことを含む)。

特定外来生物の例

ナルトサワギク(植物)
マダガスカル原産。アフリカ、南アメリカ、オーストラリアなどにも分布しています。キク科の一年生または多年生草本で、高さは30〜70センチメートル程です。海辺の埋立地、空き地、河川などで生育します。家畜が食べると中毒をおこすおそれがありますので、注意してください。

オオキンケイギク(植物)
北アメリカ(ミシガン〜フロリダ、ニューメキシコ)原産です。キク科の多年生草本で、高さは30〜70センチメートル程度です。河川敷、線路際、海岸など、日当たりの良いところに生育します。開花時期は5〜7月。直径5〜7センチメートルの黄橙色の花を咲かせます。葉は細長いへら状をしており対生します。詳しくは以下のリーフレットをご覧ください。

ヒアリ(昆虫類)
赤茶色の小型のアリで、腹部は濃く黒っぽい赤色。体長は2.5ミリメートルから6ミリメートルと大きさにバラつきがあり、土でアリ塚を作って住むこともヒアリの特徴です。


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