下水道のトラブルを防ぐには
- [2015年5月1日]
- ID:937
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使用上の注意点
台所で野菜のクズ、食用油、割り箸、ビニール袋などを流すと下水管が詰まったり、悪臭の原因となりますので流さないよう心がけましょう。食用油は下水道管に流さないようにしましょう。
水洗トイレではトイレットペーパーを使いましょう。ティッシュペーパーや紙オムツ、生理用品など水に溶けないものは詰まりの原因になりますので流さないようにしましょう。
油類、酸類や薬品などは流さないでください。下水道管の中で爆発したり、下水施設の腐食など損傷につながります。
溝や汚水マスには砂やゴミを入れないようにしましょう。また、分流区域では雨水と汚水は一緒に流すことはできません。雨水を汚水桝に流すと、大雨のときなど汚水があふれてしまうおそれがあります。
排水管に破損や詰りが生じたとき
排水管は公共汚水マスを境に、宅内側(排水設備)と道路側(公共下水道)に管理が分かれています(下図参考)。宅内側で破損や詰りが生じた場合は、個人管理ですので施工業者かお近くの排水設備業者へ直接修理を依頼してください。費用は個人負担となります。
公共汚水マス及び道路側汚水管及び雨水管で破損や詰りが生じた場合は、市で管理しておりますので市が責任を持って修理いたします。市下水道課までご連絡ください。なお、宅内汚水桝や宅内雨水マスは、詰りの時の点検口となり、作業上重要なものです。庭石を置いたり埋めたりせず地上から見えるようにしておいてください。そして年に2~3回点検するよう心掛けましょう。
市の委託を装った訪問販売にご注意ください
最近、市の委託であるかのように装って訪問し、なかば強引に排水管の点検・清掃・修理を行い、高額な代金を請求する訪問販売が急増しています。事例としては、「近くで下水道工事を行いますので、宅内排水設備の点検をします」と訪問し、マスのふたを開けて、有料の清掃や修理を勧めるケースが多く、このほかにも点検などと偽り、水道メーターを有料で交換(通常の故障の場合は無料)する場合もあります。市が宅内排水設備の点検・清掃の依頼、斡旋を行うことはありませんので、ご注意ください。
手口の例
- 「市役所の方からきた」(方角的な話)などと,市役所職員と間違えるような紛らわしい言い方をされた。
- 無断で宅地内に入り込んで勝手にますを開けられ,洗浄や排水管の交換が必要だといわれた。
- 「無償で点検」というので排水設備を点検させたら,排水設備以外の不良箇所を指摘された。
不審に思ったら
- 身分証の提示を求める。
- その場で契約をせず,家族などに相談する。
- 下水道課へ問い合わせる。