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    大芝の七夕馬製作技術

    • 初版公開日:[2022年01月25日]
    • 更新日:[2022年1月25日]
    • ID:6971

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    大芝の七夕馬製作技術が記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されました

    令和4年1月21日、文化審議会から文化庁長官に対し答申のありました「大芝の七夕馬製作技術」を記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択することにつきましては、令和4年3月23日、国により正式に選択されました。このことにつきましては、千葉県(別ウインドウで開く)及び文化庁(別ウインドウで開く)のウェブサイトにも掲載されておりますので、あわせてご覧ください。

    七夕馬の写真

    馬:長さ約80cm、高さ約60cm
    牛:長さ約25cm、高さ約15cm

    七夕馬とは

    七夕に草木で馬や牛を作って飾るものです。茂原市ではかやかや馬とも呼ばれていて、大きな馬と小さな牛の一対を一組としています。このような習俗は、東北地方や関東地方に主に分布していますが、特に千葉県において広く伝承されており、さまざまな形状、飾り方や行事が県内各所で伝承されています。

    どうして大芝地区の製作技術なのか

    茂原市大芝地区で製作されてきた七夕馬は、大型で装飾性が高く、地域的な特色が顕著に表れています。手間をかけて精巧につくられていた七夕馬は、全国的にも類例がないものとなっています。昭和30年代までは農家の副業として盛んに作られており、茂原市でも、特産品として六斎市で売り買いされていましたが、農家の減少や高齢化が進み、変容や消滅のおそれが高くなっており、早急に記録の作成が必要とされたため、国による選択となりました。

    実物や製作の見学ができる場所はありますか

    実物の見学につきましては、茂原市役所生涯学習課(9階)及び茂原市立美術館・郷土資料館に展示しております。

    製作につきましては、千葉県立房総のむらで毎年夏季に見学できます。詳細につきましては房総のむら(0476-95-3333)に問い合わせてください。

    また、映像記録として、千葉県教育委員会が企画、千葉テレビが制作した「房総プロムナード」シリーズのうち、「七夕のころ」「七夕の行事」という番組があり、千葉県総合教育センターにて借用することができます。

    国による「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」とは

    無形の民俗文化財において、国等に指定されているもの以外の中から、特に記録作成などの必要のあるものについて選択し、必要に応じて国が記録を作成したり、地方公共団体の行う調査事業や記録作成の助成を行っているものです。

    お問い合わせ

    茂原市役所教育委員会教育部生涯学習課

    電話: 0475-20-1559

    ファクス: 0475-20-1607

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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