上総土気郡下大田郷御縄打水帳及び屋敷帳 (7冊)の市指定文化財の指定
- 初版公開日:[2024年07月16日]
- 更新日:[2024年7月16日]
- ID:7003
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上総土気郡下大田郷御縄打水帳及び屋敷帳 (7冊)
茂原市指定文化財(令和4年2月16日指定)
検地帳には、一筆ごとに耕地の縦横の間数、土地の種類、等級、面積、耕作者などが記されており、屋敷帳には屋敷の縦横の間数、等級、面積、居住者などが記されています。
千葉県内では、70冊余りの「天正の検地帳」が昭和57年に県指定有形文化財となっており、茂原市の「上総国弐宮之庄渋谷之郷之内北塚村御縄打水帳」(4冊)及び「上総国弐宮之庄渋谷郷御縄打水帳」(6冊)が含まれています。また、同じく「天正の検地帳」である「上総国弐宮庄黒戸村御検地水帳」(2冊)及び「上総国弐宮庄黒戸屋敷帳」(1冊)は、平成13年に茂原市有形文化財に指定されています。
下太田の「天正の検地帳」は比較的保存状態も良好で、茂原市のみならず千葉県でも当時の生産力等の実態を把握する上で貴重な史料となっております。