茂原市史編さん事業について
- 初版公開日:[2021年12月02日]
- [更新日:2024年5月16日]
- ID:4478
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茂原市史編さん事業について

茂原市では、新しい『茂原市史』の編さんに取り組んでいます。
茂原市史編さん事業は、市民とともに茂原市の歴史的な歩みを明らかにし郷土への思いを育むとともに、後世に市の歴史を継承することを目的として取り組んでいる事業です。

『茂原市史 資料編Ⅰ(原始・古代、中世考古)』の刊行について
市制施行70周年を記念して、新たな茂原市史一冊目の『茂原市史資料編Ⅰ(原始・古代、中世考古)』を刊行しました。
昭和41年に『茂原市史』として通史が刊行されてから、半世紀以上が経ち、その間に埋蔵文化財の発掘調査や古文書調査等により数多くの遺跡や歴史資料が発見されるとともに、研究が進んだこともあり、当時の人々の暮らしの様子が明らかになってきました。
旧市史では、紹介できなかった茂原の地質、旧石器時代~中世までの遺跡や横穴墓(よこあなぼ)、経塚(きょうづか)、城館(じょうかん)跡等の考古資料、文献資料を紹介しています。
市内公共施設にて閲覧できます。また、冊子購入をご希望される方は、美術館・郷土資料館にて有償頒布していますので、お問い合わせください。
A4判・450ページ 1冊 4,500円
頒布場所・お問い合わせ先 茂原市立美術館・郷土資料館 茂原市高師1345‐1 電話(26)2131



茂原市史編さん基本方針
茂原市史編さん基本方針のPDFデータのダウンロードは、こちらです
茂原市史編さん基本方針 (ファイル名:kihonhousin.pdf サイズ:443.47KB)
茂原市史編さん基本方針はこちらをクリックしてください。
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市史編さん委員会
市史編さんの基本的な方針や計画を定め、調査、審議並びに市史の執筆、編集を行います。
氏名 | 選出区分 | 所属 | |
---|---|---|---|
委員長 | 小関悠一郎 | 近世 | 千葉大学教育学部准教授 |
小髙 春雄 | 原始・古代 | 大多喜町教育委員会 | |
副委員長 | 小川 力也 | 中世・郷土史 | 茂原市文化財審議会委員長 |
嶺島 英寿 | 中世 | いすみ市教育委員会 | |
各務 敬 | 近現代 | 元県立長生高等学校教諭 | |
齊藤 望 | 近代建造物 | 茂原市文化財審議会委員 | |
齊藤 功 | 民俗 | 九十九里町文化財審議委員 | |
津田 芳男 | 郷土史・古代 | 元茂原市美術館・郷土資料館長 公益財団法人 千葉県教育振興財団 |
氏名 | 選出区分 | 所属 |
---|---|---|
橋本 勝雄 | 原始・古代 | 千葉県文化財保護協会評議員 |
寺尾 英智 | 中世・近世 (日本仏教史) | 立正大学学長 |
濵名 徳順 | 仏教美術 | 宝聚寺住職・山武市文化財審議委員 |
滝川 恒昭 | 中世 | 敬愛大学特任教授 |
遠山 成一 | 中世 | 千葉市立郷土博物館 |
江澤 一樹 | 中世 | 一宮町教育委員会学芸員 |
菅根 幸裕 | 近世 | 千葉経済大学経済学部教授 |
土屋 雅人 | 近世 | 千葉市立郷土博物館市史編さん担当 |
黒滝 香奈 | 近世 | 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程 |
鈴木 凛 | 近世 | 千葉経済大学地域経済博物館学芸員 |
大関 真由美 | 近世 | 千葉市立郷土博物館市史編さん担当 |
渡辺尚志 | 近世 | 一橋大学名誉教授・松戸市立博物館館長(令和6年3月31日で終了) |
石井七海 | 近世 | 立教学院展示館学芸員 |
小酒井大悟 | 近世 | 東京都江戸東京博物館 |
古山 豊 | 近世 | 大網白里市文化財審議会委員 |
片岡 栄 | 近世 | 茂原市文化財審議会委員 |
児玉 憲治 | 近現代 | 千葉県文書館県史・古文書課 |
多和田 真理子 | 近現代 | 國學院大學文学部准教授 |
手塚 雄太 | 近現代 | 國學院大學文学部准教授 |
堀野 周平 | 近現代 | 鹿沼市教育委員会 |
宮間 純一 | 近現代 | 中央大学文学部教授 |
岡本翔吾 | 近代 | いすみ市立大原中学校教諭 |
長谷川達朗 | 近代 | 静岡大学経済学科講師 |
佐久間耕治 | 近代 | 房総自由民権資料館館長 |
市原 博 | 近代 | 獨協大学経済学部教授 |
尾上 一明 | 民俗 | 浦安市郷土博物館 |
関 信夫 | 地理 | 昭和秀英高等学校 |
佐久間かおる | 民俗 | 町田市教育委員会 |
鵜澤良臣 | 民俗 | 元 千葉県立茂原農業高等学校教諭(現 県立茂原樟陽高等学校) |
岡田 伊代 | 民俗 | |
七山 太 | 地質学 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(地質情報研究部門) (令和5年3月31日で終了) |
中島 礼 | 地質学 | 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(地質情報研究部門) |
山田 隆司 | 建築学 | 有限会社 日本建築山田設計室 |

市史編さん資料調査員
特に専門的な分野において、市史編さん資料の調査研究にあたります。
氏名 | |
---|---|
加藤 時男 | 千葉県文書館古文書調査員・茂原市古文書講座講師 (令和4年12月で終了) |
中山 文明 | 茂原市古文書講座講師 |
小川 力也 | 茂原市史文化財審議会委員長・茂原市古文書講座講師 |

市史編さん事務局
事務局の設置場所
茂原市立美術館・郷土資料館
〒297-0029
茂原市高師1345番地1 茂原公園内
電話 0475-26-2131 ファクス 0475-26-2132
メールアドレス museum@city.mobara.chiba.jp
*原則として、平日の8時30分~17時15分にご連絡ください。

調査活動について
資料調査は、各時代に作られた歴史や民俗資料等から事実を検証していきます。
江戸時代や明治時代以前のものだけが貴重なのではありません。大正・昭和・平成の
冊子や書類、書付一枚からも歴史を読み解きます。ふすまの裏張りから貴重な文書が
見つかることもあります。
一方、現地調査も行っています。石碑や石仏など野外にある資料や、方言や年中行事
など生活に密着していることも調査していきます。
調査員が現地に入りますので、ご理解ご協力をお願いします。

市史編さん活動状況

平成30年10月、新治地区に残される年中行事「棒かつぎ」を取材しました。
子どもが主役の貴重な伝統行事です。
土器の破片は、丁寧に洗浄し、時代別判別と拓本、実測図を作成します。
この大変な作業から歴史が見えてきます。

仏像調査 三ヶ谷永興寺
令和元年8月より、市内寺院の仏像調査を始めました。三ヶ谷にある東照山永興寺には、鎌倉時代に造られた「木造釈迦如来立像」ならびに胎内文書(千葉県指定文化財)が知られていますが、この調査によって、さらに同時期のものと思われる「木造地蔵菩薩立像」が見つかりました。
永興寺「木造地蔵菩薩立像」
茂原市史編さん事業の活動No.1(仏像調査その一)
濱名委員執筆
広報もばら 令和2年7月1日号 11ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.2(中世史調査その一)
嶺島委員執筆
広報もばら 令和3年2月15日号 8ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
※訂正
本文4行目~5行目の「令和元年7月1日号」は「令和2年7月1日号」の誤りですので訂正します。
茂原市史編さん事業の活動No.3(原始・古代調査その一)
小髙委員執筆
広報もばら 令和3年7月1日号 9ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.4(近世史調査その一)
小関委員長執筆
広報もばら 令和4年2月1日号 9ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.5(民俗調査その一)
齊藤功委員執筆
広報もばら 令和4年7月1日号 9ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.6(仏像調査その二)
濱名委員執筆
広報もばら 令和5年2月1日号 9ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.7(近現代史調査その一)
各務委員執筆
広報もばら 令和5年7月1日号 7ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)
茂原市史編さん事業の活動No.8(近世史調査その二)
小関編さん委員長執筆
広報もばら 令和6年2月15日号 11ページに掲載
(画像をクリックすると、秘書広報課の広報のページにジャンプします)

茂原の歴史資料を探しています。
あなたの家の押し入れや蔵、自治会の倉庫などに、次のようなものが眠っていませんか?
・古い書付(かきつけ)・・・襖の裏張りに使われている場合もあります。
・古い写真・・・ガラス乾板なども再現することは可能です。
・解散してしまった団体や企業の資料
・太平洋戦争中の軍人をはじめとする人々の日記
・我が家の年中行事記録など
・その他、今ではみられなくなってしまったものをお持ちの方は、捨てる前に是非お知らせください。
・昭和に入ってからの資料にも、とても貴重なものがあります。迷った場合は事務局や編さん委員にお声をかけてください。
