茂原市農業集落排水事業の公営企業会計への移行について
- 初版公開日:[2024年05月22日]
- 更新日:[2024年5月22日]
- ID:8404
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茂原市農業集落排水事業は公営企業会計に移行しました
茂原市の農業集落排水事業は、「茂原市農業集落排水事業の設置等に関する条例」の制定に伴い、令和6年4月1日より地方公営企業法の財務規定等が適用され、会計方式が官庁会計方式(単式簿記)から公営企業会計方式(複式簿記)へ移行しました。
公営企業会計への移行に伴い、本事業の予算書・決算書等の様式や、科目の名称等が変更となります。
農業集落排水をご使用の皆さんにおかれましては、公営企業会計への移行に伴うお手続等は必要ございません。
公営企業会計移行の背景
近年、公営企業を取り巻く経営環境は人口減少に伴うサービス需要の減少や施設の老朽化に伴う更新需要の増大等により厳しさを増しており、公営企業が将来にわたり住民生活に必要なサービスを安定的に提供していくために、中長期的な視点に立って計画的な経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組む必要性が高まっています。
このような中、総務省からの通知により、農業集落排水事業については令和6年度までに公営企業会計に移行することとされ、本事業でも公営企業会計移行に向けた準備を進めてまいりました。
公営企業会計移行による主な効果
- 貸借対照表や損益計算書等の財務諸表の作成・公表により、他の公営企業との比較が可能となり、経営の透明性が向上します。
- 財務諸表の分析を通して、中長期的な視点に立った経営戦略の策定に必要な情報を得ることができます。
- 的確な原価計算に基づく適切な料金水準の算定が可能となります。
- 減価償却費の導入により、金額ベースでの資産の老朽化の状態の把握が可能となり、更新計画等の策定に役立ちます。
公営企業会計移行に伴うインボイス発行事業者の登録番号の変更について
公営企業会計への移行に伴い、令和6年4月1日より本事業のインボイス発行事業者の登録番号が変更となります。税務署より番号が通知され次第、市公式ウェブサイト等により公表し、帳票等に印字する登録番号を更新してまいります。
消費税等の申告をされる方は、旧番号の印字されたインボイスと併せて、市公式ウェブサイトに掲載する公表文を保管していただきますよう、お願いいたします。