雨水貯留施設等設置工事の補助金
- 初版公開日:[2015年05月01日]
- 更新日:[2015年5月1日]
- ID:715
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雨水貯留施設等設置工事の補助金交付について
このたび水害対策の一つとして、河川等への雨水流出抑制を図るため、下記のとおり雨水貯留槽または雨水浸透桝を設置した際に、その費用の一部を補助する制度を始めますので、積極的な設置をお願いします。
なお、雨水貯留槽に溜まった水は、雨水資源の有効活用策として、災害時の断水対策用または散水用や洗浄水としても利用していただけますが、大雨が予想される場合には事前に排水して空にしておくようお願いします。
また、大雨時や河川水位が高いときには、浴槽の水を流さないようにして頂くと、更なる水害対策につながりますので、是非とも皆さま方のご協力をお願いします。
補助対象施設
- 雨水貯留槽
雨とい取付型で、貯留容量150リットル以上のもので、排水機能があること - 雨水浸透桝
雨といまたは排水管取付型で、内径35センチメートル以上(角桝の場合は内法30センチメートル以上)で、かつ深さ50センチメートル以上のもの
補助額
設備材料費と設置工事費の合計額の2分の1
補助限度
- 一建築物につき、雨水貯留槽及び雨水浸透桝とも各2基まで
- 一基当たりの限度額は雨水貯留槽が25,000円、雨水浸透桝が10,000円
補助金手続きの流れ
- 設置前に、雨水貯留施設等設置工事補助金交付申請書を提出
- 補助金交付決定通知
- 着手届提出後、設置工事実施
- 完了届及び実績報告書提出
- 現地確認
- 補助金確定通知
- 補助金交付請求・支払
申請時に必要な書類
- 設置場所の案内図
- 設備材料費及び設置工事費に係る見積書
- 補助対象施設が確認できる書面
(雨水貯留槽は製品カタログまたは取扱説明書等・雨水浸透桝は製品カタログまたは設置図等) - 設置前の状況写真
完了届及び実績報告時に必要な書類
- 設置費用の明細を記入した支払い証明書の原本
- 設置工事中及び設置後の状況写真
雨水貯留施設および雨水浸透桝の設置例
設置前
設置後
雨水貯留槽の設置基準
・1基当たり150リットル以上の貯留容量を有するものであること。
・屋根に降った雨水を、雨とい取付の分岐器具により貯留槽に流入させることができる構造のものであること。
・貯留した雨水を、散水や洗浄水などに利用できる構造であること。
・貯留した雨水を、必要に応じて排水し、貯留槽を空にすることができる構造のものであること
雨水浸透桝の設置基準
断面図
・1基当たり内径35cm以上で、かつ深さ50cm以上のものであり、雨といまたは排水管に取り付ける構造のものであること。ただし、角桝の場合は内法30cm×30cm以上で、かつ深さ50cm以上のものであること。
・浸透桝の周囲には厚さ15cm以上、浸透桝の底からは厚さ20cmの単粒度砕石4号(20~30mm)を敷き詰め、その外側に透水シートを設置し、浸透桝底の単粒度砕石の下には厚さ10mmの洗砂を敷いた構造であること。ただし、単粒度砕石は3号(30~40mm)、または5号(13~20mm)でも可とする。
平面図
雨水貯留施設等設置工事補助金交付申請書
雨水貯留施設等設置工事補助金交付請求書
補助事業等実績報告書