下水を処理する過程で発生した汚泥の処理
- [2015年5月1日]
- ID:920
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下水を処理する過程で発生した汚泥は、汚泥処理施設で処理し、委託業者に搬送してもらっています。

1.濃縮槽

最初沈殿池から送られてきた混合生汚泥(含水率99%以上)は、ここで濃い汚泥とうわ水に分離します。うわ水は沈砂池に戻します。

2.貯留槽

濃縮槽で底にたまった濃い汚泥を貯留し、脱水機へ供給します。

3.脱水機

濃い汚泥に薬品(有機高分子凝集剤)を加え、脱水機で脱水します。脱水された汚泥は含水率75%以下になって、手でつまめるほどの固形状になります。これを「脱水ケーキ」と呼びます。

4.脱水ケーキの処分

脱水ケーキとなった汚泥は、委託業者によってトラックに積み込まれて場外に搬出します。場外に搬出した脱水ケーキはセメントの材料などに再利用されています。