茂原市防災重点農業用ため池マップ及び浸水想定区域図【千葉県作成】の公表について

　「防災重点農業用ため池に係る防災工事等の推進に関する特別措置法」第4条第1項の規定に基づき、農業用ため池であってその決壊による水害その他の災害によりその周辺の区域に被害を及ぼすおそれがあるため池を「防災重点農業用ため池」に千葉県が指定しました。

（参考：農林水産省ウェブサイト（別ウインドウで開く））

1.農業用ため池の決壊により浸水が想定される区域（以下「浸水区域」という。）のうち当該農業用ため池からの水平距離が100m未満の区域に住宅等（住宅または学校、病院その他の公共の用に供する施設をいい、当該浸水によりその居住者または利用者の避難が困難となるおそれがないものを除く。）が存すること。

2.貯水する容量が1,000立方メートル以上であり、かつ、浸水区域のうち当該農業用ため池からの水平距離が500m未満の区域に住宅等が存すること。

3.貯水する容量が5,000立方メートル以上あり、かつ、浸水区域に住宅等が存すること。

4.上記以外で、当該農業用ため池の周辺の自然的条件、社会的条件その他の状況からみて、当該農業用ため池が決壊した場合にはその周辺の区域の住宅等の居住者または利用者に被害を及ぼすおそれが大きいと認められるもの。

茂原市内では12か所のため池が防災重点農業用ため池として選定されました。災害時の避難に関する判断に必要な情報を提供することを目的として、市内の防災重点農業用ため池の位置及び名称を記載した「ため池マップ」を公表します。ため池マップは本ページ下部のpdfファイル及び市農政課でご覧いただけます。

市では引き続き、緊急時の迅速な避難行動につなげる対策を進めてまいります。

大雨や地震等により、ため池の堤体が決壊した際に想定される、【最大水深】、【最大流速】、【歩行困難】の区域を公表するものです。

ため池が決壊した際の浸水想定区域を把握し、ため池の異常を発見した場合や、ため池による災害の恐れがあると分かった場合には、速やかに避難してください。

・公表されたため池は、ただちに危険であることを示すものではありません。

・浸水想定区域図はあくまで被害を想定したものであり、実際の災害による被害は想定の浸水区域、浸水深を上回る可能性や想定と異なる場合がございます。

浸水の被害を最小限にするためには、危険箇所の正確な情報を知っていただくことが重要です。日頃から災害に備え、避難ルートを確認するなど、迅速な避難や災害対応の基礎情報としてご活用ください。

また、地震発生時や豪雨の際は絶対に、ため池には近づかないでください。