認知症高齢者等見守りシール交付事業を開始します

認知症により、外出先から家に帰ることができない方の安全の確保と、ご家族や介護をする方の負担を軽減することを目的に、令和4年2月1日から見守りシールの支給を行います。

　QRコードが印字されたシールで、高齢者の衣服やかばんなどの持ち物に貼って使用します。発見した方がQRコードを読み取ることで、声かけをする際の注意事項などを確認できます。介護者とインターネット上の伝言板を通じてやりとりすることができ、「発見～保護～ご帰宅」まで迅速に行うことができます。

※介護者、発見者双方の個人情報（氏名、連絡先等）は特定されずに、やりとりを行うことができます。

　QRコードを読み取ると発見者の手順を確認することができます。

　※耐洗ラベル　家庭用洗濯機で200回以上の耐久性があり、丈夫で長持ちします。衣服にアイロンで貼ります。

　※畜光シール　反射材と異なり、ライトがなくても、自ら蓄えた光を放つシールです。杖などの持ち物に貼ります。

　次の要件のすべてを満たす方が対象です。

1　本市に住所を有し、かつ、住民基本台帳法（昭和42年法律第81号）に基づく本市の住民基本台帳に記録されている在宅の方。

2　65歳以上で、介護保険法（平成9年法律第123号）第19条に規定する要介護認定または要支援認定を受け、認知症による徘徊症状が見られる方。

高齢者支援課　地域包括支援室（市役所2階6番窓口）または本納支所に「申請書」と「登録シート」を提出します。

　（注）申請書には、日中連絡のつく携帯電話等の電話番号を記載してください。

　（注）申請書等には、メールの受信し、インターネット上の伝言板で発見者とやり取りができ、本人を迎えに行くことが可能な家族等のメールアドレスを3件まで登録できます。

後日、電話連絡の上、メールの受信確認を行います。

（注）他の登録者にもその旨連絡をお願いします。

（注）携帯電話の迷惑メール対策等を設定している方は、＠qr-d.jpからのメール受信をできるように設定をお願いします。

その後、原則として、高齢者支援課　地域包括支援室（市役所2階6番窓口）の窓口で「決定通知書」および「見守りシール」をお渡しします。

（注）見守りシールは、1人当たり40枚セット（耐洗ラベル30枚、畜光シール10枚）を支給します（無料）。

（注）見守りシールは、衣類は上着・帽子等の右側（前面は避ける）、いつでも持ち歩いているもの（バックは内側にも）等に貼り付けてください。

（注）発見通知メールを受信した場合は、家族、介護者は、携帯電話等を用いて、必要な情報の入力および対象者を発見した第三者と通信を行うことが必要です。

1　見守りシールの支給状況については、安全かつ迅速な対応を図るため、予め茂原警察署に情報提供させていただきます。

2　申請内容に変更があったときは、「登録情報変更届」を高齢者支援課　地域包括支援室（市役所2階6番窓口）まで提出してください。

3　携帯電話の使用状況等により、伝言板がうまく表示できないことがあります。