いつからはじめる、今日からはじめる!フレイル予防
- 初版公開日:[2021年05月06日]
- 更新日:[2021年5月6日]
- ID:6544
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1.フレイルとは?
フレイルとは健康と要介護状態の間の弱っている状態のことです。
多くの高齢者がフレイルを経て要介護状態になるため、フレイルを予防することが重要です。

栄養(食生活・口腔機能)
フレイル、心身の衰えはお口から始まります。歳をとって口腔機能が弱ることを「オーラルフレイル」と言います。
食べる力を最期まで守り、バランスの良い食事とたんぱく質の摂取で「低栄養」を防ぐことが大切です。

人との交流
フレイルの最初の入口は社会とのつながりを失うことであり、社会参加が介護が必要になるリスクを下げることがわかっています。
そのため、積極的に「外出」や「人との交流」をしていくことがフレイル予防には大切であるといわれています。
しかし、新型コロナウイルス感染症流行により外出しにくい状況となり、人との交流が図られにくい状況になっており、フレイルの増加が懸念されています。

運動
新型コロナウイルス感染症は、高齢者においては感染の危険性だけではなく、家に閉じこもることによる健康への悪影響が懸念されています。
中でも動かないことはフレイル(虚弱)を進行させ、筋肉の量や質の低下を招く大きな原因となります。
感染対策を行いながら、適度な運動を続けることが大切です。

2.各種体操

食べる力を維持してオーラルフレイル予防
オーラルフレイル(お口の虚弱)が認められた高齢者は、身体的フレイルの発症リスク、要介護リスク、総死亡リスクがともに上昇します。
唇や舌、頬やのどの筋力アップをすることは全身の健康へとつながります。
美味しく安全に食べて健康に過ごしましょう。

コグニサイズ®
コグニサイズ®に特別な道具や場所は必要ありません。
大切なのは行う課題に頭をきちんと使っているのか、あるいは体の負荷になっているのかを確認しながら行うことです。
また課題については慣れてくると、頭を使わずにできるようになりますので、頭の負荷にならないということになります。
慣れてきたら課題を変え、「ちょっと考えないとできない」くらいにするということが大切です。

3.イレブンチェック
フレイルの兆候を自分でチェックしてみましょう。
イレブンチェック

4.あなたもフレイルサポーターになりませんか?
毎日元気に過ごすために、今、大人気のキーワード「フレイル予防」を市民に広める「フレイルサポーター」になっていきがいづくりをしませんか?
茂原市は令和元年度から千葉県内3市目として、東京大学高齢社会総合研究機構と連携し、フレイル予防プロジェクトを開始し、フレイルサポーター70名(第1期生33名、第2期生11名、第3期生9名、第4期生17名)が誕生しました。
市民のフレイルの状態をチェックするために、東京大学高齢社会総合研究機構が独自の研究をもとに開発したプログラムである「フレイルチェック」を運営します。
また、フレイルの予防について、市民に広める活動を行います。
フレイルサポーターについて

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