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あしあと

    圏央道について

    • [2019年5月1日]
    • ID:230

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    「首都圏中央連絡自動車道」について(通称:圏央道)

    「首都圏中央連絡自動車道」の効果

    圏央道は首都圏の「3環状9放射の道路ネットワーク」の一翼を担い、首都圏の環境改善・道路交通の円滑化に資する重要な道路です。

    圏央道は都心から半径およそ40キロメートル~60キロメートルの位置に計画されている延長約300キロメートル(千葉県内:約95キロメートル)の自動車専用道路です。

    圏央道は都心から伸びる放射状の道路をつなぐことにより、都心への交通を分散導入するとともに次のような整備効果が期待されています。

    (1)通過交通の抑制
    東名高速、関越道など都心から放射状に延びる高速道路に対し、環状道路の整備が遅れたため、都心に用のない通過交通が都心環状線に集中しています。環状線が整備されれば、通過交通の都心への流入を抑制することができます。

    (2)地域間移動
    圏央道が完成すると、東京湾アクアラインの着岸地である木更津をはじめ茂原、東金、成田、つくば、川越、青梅、八王子、厚木、横浜などの中核都市が結ばれ、首都圏の広域ネットワークを形成することにより、沿線地域において企業立地・市場拡大・生産活動等の活性化が図られ、活力のある地域が形成されます。

    (3)害時などの緊急輸送路
    環状道路の整備により、目的地までの迂回路が確保され、災害や事故などにより一部区間の不通が生じた際にも、速やかに移動することが可能となります。

    (4)分散導入効果
    複数のルートが確保されれば、交通の集中による渋滞が緩和され、自動車の停止・発進時や低速走行時に多く排出されるガスも軽減されます。

    千葉県(約95キロメートル)の整備状況は、平成25年4月に東金JCT~茂原北IC~茂原長南IC~木更津東IC間が開通し、平成19年に開通した木更津東IC~木更津JCTと東金2期として整備された横芝東金間が圏央道に名称変更し、松尾横芝IC~木更津JCT間(65.7キロメートル)が開通しております。さらに、平成27年6月に神崎IC~大栄JCT間(9.7キロメートル)が開通したことにより、残す千葉県区間は大栄JCT~松尾横芝IC間(18.5キロメートル)のみとなっており、令和6年度に千葉県内全線開通の見通しとなっています。

    また県外では、平成29年2月に境古河IC~つくば中央ICが開通したことで、大栄JCT~藤沢ICまでが開通済となっております。

    これらの沿線では、物流拠点となる企業の立地や観光客数の増加など大きなストック効果が表れています。

    詳しくは、圏央道ちば館へ
    http://www.ktr.mlit.go.jp/chiba/kenoudou/(別ウインドウで開く)

    圏央道位置図