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平成20年3月議会

[2015年3月11日]

施政方針 平成20年第1回定例会

本日より、平成20年茂原市議会第1回定例会を開催いたすこととなりました。議員各位には大変お忙しいところ、誠に御苦労様でございます。
さて、昨年の12月定例会におきまして申し上げましたとおり、私こと、本年5月20日の任期をもちまして、茂原市長の職を辞することといたしております。5期20年の長きにわたりお世話になり、今議会が私にとりまして最後の議会となります。
この間、私は、一貫して「協調と対話」を政治理念として市政運営を図ってまいりました。市民の皆さん方とは、市長と話し合う会、市長への手紙、また、広報もばら等を通じて、私の考えを訴え、また、皆さんのお考えをお伺いし、できる限り、市政に反映してきたものと考えております。
また、ご列席の議員各位には、本会議、議員全員協議会の場のみならず、行財政改革や財政健全化等々、厳しい行財政環境の中、建設的かつ冷静な御判断と種々御支援、御指導を賜りました。改めまして、市民の皆さん、議員各位に対しまして、心より御礼と感謝を申し上げます。
新年度予算案等議案の説明に入ります前に、市政に関します諸報告をさせていただきたいと存じます。
まず、長生郡市の合併についてですが、昨年9月の合併協議会以降、新たな枠組みを構築すべく休止の扱いとし、模索を続けてまいりました。しかしながら、その後の協議におきましても、意見の一致をみることができない結果となり、このことから、本年1月31日、市町村長及び議会議長合同会議を開催し、合併協議会の今後の取扱いについて協議をいたしました。その結果、今年度中に一定の区切りをつける意味からも、廃止をすべきとの結論に至ったところでございます。地方自治法の規定に基づき、この度の議会に議案を提出してございますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
私といたしましては、常に申し上げておりますとおり、長生郡市は歴史的にも一体であり、それぞれの関わりが深く、経済・文化・産業等あらゆる面において、調和のとれたすばらしい地域でございます。将来のより良い街づくり、財政基盤の強化、圏央道の波及効果を十分享受するためにも、長生郡市の大同合併は必要なことと考えております。我が地域の今後の大きな課題ととらえていただき、是非とも、合併に対する郡市の共通理解が深まり、協議が前進することを願っております。
次に、圏央道についてでございますが、お蔭をもちまして、先の2月17日、柴名地先におきまして、東金・茂原間の起工式を行うことができ、平成21年度、22年度を目標とする実現が目に見えてまいりました。今思いますと、市長就任直後、茂原・木更津間の建設促進協議会を立ち上げ、会長として努力してきたところですが、昨年3月の木更津での開通、そして、本市での起工式と感無量のものがございます。
圏央道は本市をはじめ、周辺市町村の活性化、発展に欠かすことができない道路と思うところでございまして、その十分な波及効果を受け、工業の振興、農業や商業の振興を図ることができるものと信じております。工業につきましては、幸い、平成18年5月よりIPSアルファテクノロジが立地をいたし、当初の160万台から現在は500万台体制へと業績が伸びております。
圏央道やこれに伴う産業の活性化により、強い財政基盤を築き、ひいては、教育・福祉等の人づくり施策の展開に結びつけばと考える次第でございます。
次に、公立長生病院における医師確保について申し上げます。近年、全国的な問題として、医療制度改革による新臨床研修制度等により、医師や看護スタッフが、高度医療施設を備えた、主に都市部の大病院に集中しており、地方での医師等の不足が深刻化の一途をたどっていることはご承知のとおりでございます。
我が長生病院におきましても、この問題に大変苦慮し、私としましては、医師確保を最重点に取り組んでまいりました。この結果、本年4月1日から、自治医科大学御出身の、内科医である新病院長を迎えるとともに、地域医療振興協会の御支援を得まして、総合内科医である医師1名の派遣が内定し、確保される見通しとなりました。
この度の内科医の増員を機に、さらに、千葉大学をはじめ、千葉県、地域医療振興協会との連携を深め、医師派遣を強く要請しながら、病院経営の柱である内科診療体制の充実強化を図ってまいります。
このことと合わせ、堂本千葉県知事に対しましても、関係市町と協力し、平成17年度から19年度まで3回に及び、医療スタッフの確保、救急医療体制の支援、千葉県循環器病センターの医療体制回復について要望してまいりました。
今後とも、長生病院の医師確保、近隣の医療機関の充実は、住民の安全・安心を守る生命線であると十分認識をし、行政として取り組んでまいる所存でございます。
次に、平成20年度の予算編成についてでございますが、私の任期等を考慮いたし、主に、経常的経費を中心とした骨格予算といたしました。一方で、行政として停滞が許されない側面もありますことから、事業の継続性、制度改正への対応、また、4月より実施する必要がある事業について十分配慮をいたし、編成したところでございます。普通建設事業費等の政策的経費につきましては、新市長のお考えもあろうかと存じますので、就任後の補正予算での計上となろうと考えております。
総じて、平成20年度の財政状況を推測いたしますと、歳入につきましては、昨年度に引き続き企業投資による固定資産税の増加があるものの、市民税個人所得割の減少が見込まれます。
また、歳出におきましては、長生郡市広域市町村圏組合病院会計への負担金の増加、この4月から実施されます後期高齢者医療関係経費などの社会保障費の増加があり、厳しい財政状況が続くものと考えられます。
従いまして、平成20年度は、平成18年度を初年度とする財政健全化計画の中間年度でもあり、この継続を念頭に置くことはもとより、さらなる行財政改革を推進すべきものと考えております。
私といたしましては、この度の予算編成にあたり、引き続き枠配分方式を採用することにより、各部の自主性、施策の選択と集中を促し、予算配分の効率化に努めたところであります。歳入では、滞納処分の強化などの市税対策、未利用土地の売払い等々、積極的かつ徹底的な財源確保を目指し、一方、歳出では既存の制度や施策の見直し、聖域のないあらゆる角度からの節減を図りました。
その結果、平成20年度一般会計予算の総額は229億4,800万円となり、前年度と比較しまして11億3,300万円、4.7%の減額となりました。また、特別会計の総額につきましては、185億1,200万円余となり、前年度と比較しまして35億1,700万円余、16%の減少となったところであります。
申し上げましたとおり骨格予算でございますが、制度改正、緊急性等を考慮し、やむを得ないものとして、私において予算に計上させていただいた新規事業は、後期高齢者医療事業、放課後児童健全育成事業、バス運行対策事業、市税徴収にかかるインターネット公売関係費等でございます。
また、日曜開庁として、1年有余、本庁及び支所の一部窓口を、第4日曜日に試行的に開庁してまいりましたが、この4月からは、業務の拡充を図りながら本格実施をし、市民の利便性の向上を図ろうと考えております。
なお、本定例会に御提案申し上げます案件は、予算案13件、その他の議案22件でございます。内容につきましては、それぞれ担当部長から説明をさせますので、よろしく御審議を賜り、御可決くださいますようお願い申し上げます。

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