3種混合について (子どもの予防接種)
- 初版公開日:[2018年04月01日]
- 更新日:[2024年4月1日]
- ID:68
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3種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)
病気の説明
百日せき
百日せき菌の飛沫感染で起こる病気です。百日せきは普通のかぜのような症状ではじまりますが、咳がひどく、顔を真っ赤にして続けざまにせき込みます。咳のあと笛をふくような呼吸をします。熱は出ません。乳幼児は咳で呼吸ができず、酸素不足やけいれんを起こすことがあります。肺炎や脳症などの合併症を伴い、乳児では命にかかわります。
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染によって起こる病気です。のどや鼻に感染し、症状は高熱、のどの痛み、犬の遠吠えのような咳、吐き気などで、のどに膜のようなものをつくり、窒息死することもあります。発病後2~3週間で菌の毒素により心筋梗塞や神経まひを起こします。
破傷風
破傷風菌は土の中にひそんでいて、小さな傷口から感染し、体の中で増え、毒素を出し始めると口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。
対象者
生後2か月から7歳6か月未満の者
接種スケジュール
合計4回接種
1期初回接種
3回接種:生後2か月以上1歳未満の間に、20日以上、(標準的には56日まで)の間隔をあけて3回接種
1期追加接種
1回接種:1期初回接種の3回目から6か月以上、(標準的には1年以上1年6か月未満の間)に1回接種