子どもの予防接種総合案内
- 初版公開日:[2022年04月18日]
- 更新日:[2025年4月1日]
- ID:4572
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

1.予防接種とは
感染症の原因となるウイルスや細菌、または菌が作り出す毒素の力を弱めて予防接種液をつくり、これを体に接種して、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることを予防接種と言います。

2.定期接種と任意接種
予防接種には定期接種と任意接種があります。定期接種は予防接種法の対象となっているもので、公費で接種を受けることができます。任意接種は予防接種法の対象となっていないものを指します。そのため、任意接種をする場合は自費での接種となります。
任意接種には、季節性インフルエンザ、おたふくかぜ、定期接種ワクチンの接種年齢を過ぎて行う場合が当てはまります。

1 定期予防接種を受けるときの注意点
【持ち物】
(1)母子健康手帳
(2)予診票
※定期予防接種の予診票は茂原市役所健康管理課で交付しています。詳しくは下記の「定期接種予診票の配付について」をご覧ください。
【同伴者について】
予防接種の際には、必ず保護者(父母、親権者、後見人)の方がお連れください。
特別な理由により保護者以外がお連れする場合は、事前に茂原市健康管理課までご連絡ください。

2 定期予防接種予診票の配付について
〇再発行等で健康管理課窓口にて予診票を受け取る際には、必ず母子健康手帳が必要です。
令和7年度 定期予防接種予診票配付については、下記をご覧ください。

3 定期予防接種の実施医療機関一覧
令和7年度定期予防接種 実施医療機関

4 定期予防接種の各種ご案内
各予防接種の詳しい説明は以下のページをご覧ください。

3.予防接種の注意事項

予防接種を受けることができない方
予防接種は体調の良いときに受けることが原則です。
(1)明らかに発熱している方(通常37.5℃を超える場合)
(2)重い急性疾患にかかっている方
(3)予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを起こした方
※アナフィラキシーとは:接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応で、汗がたくさん出る、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐、声がでにくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるようなはげしい全身反応のことです。
(4)かかりつけ医に接種を受けない方が良いと言われた方
(5)BCG接種の場合においては外傷などによるケロイドが認められる方
(6)B型肝炎の予防接種の対象者で、母子感染予防として、出生後にB型肝炎ワクチンの接種を受けたお子さん
(7)その他、医師が不適当な状態と判断した場合

接種前の注意事項
(1)予防接種の効果や副反応、健康被害救済制度について理解した上で接種をお受けください。分からないことがある場合は接種前にご相談ください。
(2)他のワクチンを接種した場合、その後の予防接種間隔を確認してください。
令和7年度定期予防接種スケジュールについて
(3)当日はお子さんの健康状態をよく観察し、普段とかわりないことをご確認ください。
(4)予診票は接種をする医師への大切な情報ですので、責任をもってボールペンで記入してください。
(5)母子健康手帳を必ずお持ちください。

接種後の注意事項
(1)接種後30分は急な副反応がみられることがありますので、医療機関でお子さんの様子を見てください。
(2)入浴は差し支えありませんが接種部位はこすらないようにしましょう。
(3)接種当日は、激しい運動はさけてください。
(4)注射生ワクチン接種後、他の注射生ワクチンを接種する場合は28日以上あける必要があります。
(5)接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

副反応について
主な副反応は、接種部位の赤み・腫れ・しこり・痛み・発熱・不機嫌・食欲不振・下痢などです。副反応のほとんどは2日後までに現れ、3日以内に軽快しています。また、非常にまれにショックやアナフィラキシー様反応、けいれん等の重篤な副反応があります。このような症状が認められた場合には、すぐに医療機関を受診してください。

保護者の方が事情により予防接種に同伴できない場合
特別な理由により保護者以外の方が予防接種にお連れする場合は、必ず事前に健康管理課へご連絡ください。保護者の方以外がお連れする場合の接種には委任状が必要となり、保護者のサインも必要となります。

長期療養者に対する定期予防接種の機会の確保について
長期療養者(免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病などにかかり、やむを得ず定期の予防接種ができなかった者)が快復し主治医から予防接種の許可を得た場合、定期予防接種を行うことができます。詳しくはこちらをご覧ください。