乳幼児突然死症候群について
- 初版公開日:[2022年03月25日]
- 更新日:[2023年11月6日]
- ID:6849
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乳幼児突然死症候群とは
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで元気だった赤ちゃんが何の予兆や既往歴もないまま、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまう原因の分からない病気です。
令和4年には47名の乳幼児がSIDSで亡くなり、乳児期の死亡原因の第4位となっています。
国のこれまでの研究により、以下のことに注意することでSIDS発症の危険性を低くすることができるというデータが得られています。
しかし、これらはいずれもSIDSの直接の原因ではありませんので、必要以上に不安に思う必要はありません。
日頃の子育てを再確認してみましょう。
1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。
医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあお むけに寝かせましょう。
この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。
できるだけ母乳で育てましょう
母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく 知られています。
母乳で育てられている赤ちゃんの方が SIDSの発症率が低いということが研究者の調査からわかっ ています。
できるだけ母乳育児にトライしましょう。
たばこをやめましょう
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。
妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重 が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。
妊婦自身 の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。
これは、身 近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です
乳幼児突然死症候群(SIDS)は12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、こども家庭庁は、毎年11月を乳幼児突然死症
候群(SIDS)の対策強化月間と定め、SIDSに対する社会的関心を喚起するため、発症率を低くするポイントなどの重点的な普及啓
発活動を実施しています。
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11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です|こども家庭庁 (cfa.go.jp)
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