日本メキシコ交流400周年事業 愛と情熱の画家 鳰川誠一展~壁画「海女人命救助」~
- 初版公開日:[2022年04月26日]
- [更新日:2022年4月26日]
- ID:201
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会期
平成21年9月5日(土曜日)~10月18日(日曜日)
過去の展覧会ご案内です。すべて終了しています。

内容
鳰川誠一(におかわ せいいち)は、1897(明治30年) 、現在の茂原市山崎生まれの洋画家です。水墨画と洋画を融合した独特の作品で、独立展での活動の他、昭和47年、ヨーロッパ芸術展でのベルギーコマンドル位勲章受章など世界的にも活躍しました。
そのテーマは、人類愛、平和、生命の息吹への賛歌でありました。北海道の原生花園に取材した色彩豊かな洋画作品、墨の力強さと色彩を生かした墨彩画作品、国籍や人種を越えた男女の愛をテーマとした作品など、数多くの情熱的な作品を生み出しました。
特に、鳰川芸術の集大成とも言われる「海女人命救助」は、1609年、御宿での座礁船のメキシコ人乗組員を海女たちが救助した出来事に着想を得た作品で、人類の愛と平和を訴えるものであります。
日本とメキシコの交流400年を迎える今回の展覧会では、初期作品から、晩年の壁画「海女人命救助」に至る鳰川誠一芸術を展望することのできる当館収蔵・寄託の計110点を展示いたします。
メキシコ大使館後援、日本メキシコ400周年実行委員会認定事業

ポスター・チラシ

