開館10周年記念 今関一馬展
- 初版公開日:[2022年04月26日]
- [更新日:2022年4月26日]
- ID:215
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会期
平成16年9月14日(火曜日)~10月20日(水曜日)
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内容
今関一馬(いまぜき かずま)は、日本の洋画界の第一線で活躍する画家で、郷土ゆかり作家の代表的存在でもあります。
1926年に東京に生まれますが、父 今関啓司(いまぜき けいし)(1893~1946)は茂原市に隣接する長南町の出身で、春陽会創立会員として活躍した画家でありました。
1959年 国画会に初出品し会友となり、翌年には受賞し会員となるという快挙を成し、安井賞候補新人展をはじめ国際具象派美術展、日本国際美術展、国際形象展などへ招待出品を重ねていきます。1966年に渡欧以降、ヨーロッパをはじめとする世界各地に取材し、光と色彩豊かな風景画作品の発表を続けています。
さらに1995年には北海道美瑛にアトリエを造り、大自然の魅力あふれる風景画を生み出しました。1999年、第14回小山敬三美術賞を受賞、現在 国画会会員、写実画壇会員。
また、東京大学教養学部図書館壁画「青春」(1969年)、トヨタ自動車株式会社のトヨタ会館壁画(1991)ほか多数の大壁画の制作に情熱を傾け、独自の芸術世界を展開しています。
本展覧会では、風景画、人物画、壁画の代表作、そして新作となる2003年の渡欧作品などあわせて60点以上により今関一馬の芸術世界を展望いたします。