美術収蔵品展 天衣無縫の書家 板倉花巻展【美術館・郷土資料館】
- 初版公開日:[2022年04月26日]
- [更新日:2022年4月26日]
- ID:3440
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会期
平成28年11月19日(土曜日)~12月20日(火曜日)

内容
現 茂原市豊田出身の板倉花巻(いたくらはなまき・1900~1968)は、名を求めず清貧に生きた、自由奔放な作風の書家です。
私立大成中学校(現在の県立長生高校の前身)を卒業後、上京し書家 近藤雪竹(こんどうせっちく)に師事。大正11年、文検に合格します。その後、県立長生中学校(現 県立長生高校)教諭となり、木俣曲水(きまたきょくすい)の主宰した国華会での活躍、書鑑誌上展での一等賞受賞を経て、昭和13年に浅見喜舟(あさみきしゅう)と共に書星会を設立しました。その後書星会を退き、昭和21年、大成書道会を主宰しました。
本展覧会では、初期から晩年に至る板倉花巻の書、関連資料の計34点を中心に、花巻が教えを受けた麻生一亭(あそういってい)、木俣曲水、共に活動した浅見喜舟、小谷碧洞(こたにへきどう)、小安花邨(こやすかそん)、そして花巻の教えを受け、現在も大成書道会を主催する白井花径の書作品とともに、花巻の生き様、エピソードを交えて展示します。

学芸員による展示解説会
平成28年11月23日(水曜日・祝日)13時30分から14時30分 当館学芸員 舛田隆満 申込不要・無料

会期中の休館日
会期中の休館日はありません

開館時間
9時0分~17時0分

ポスター掲出の作品
上 板倉花巻「無一物即無尽蔵」、右 板倉花巻「富士山絵併賛」
