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あしあと

    お馨さんの墓

    • [2015年2月25日]
    • ID:1117

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    お馨さんの墓(おけいさんのはか)

    茂原市指定文化財(昭和52年10月22日指定)

    • 所在 茂原市箕輪422番地
    • 所有 妙楽寺
    お馨さんの墓

    明治、大正期にかけて活躍した文豪徳冨蘆花の短編「梅一輪」の主人公お馨さんの本名は石倉よしである。よしは、明治20年箕輪村の豪農石倉庄作の三女として生まれ、郷土の小学校卒業後、上京して女子英学塾(後の津田塾大学)に学んだ。そのころ蘆花夫妻の知遇を得、また、キリスト教思想家の内村鑑三の門下生であったことから、若い海軍士官鹿子木員信(かのこぎかずのぶ)と相知るようになった。
    明治42年、よしは蘆花夫妻の仲介もあり米国留学中の鹿子木の後を追い渡米したが、不幸にも翌年1月末、わずか数日の闘病で客死した。
    蘆花はよしの渡米に強く反対した父庄作の説得、ついで、よしの死の知らせに、そして葬式・お墓参りなど度々石倉家を訪れた。この間の経緯は「梅一輪」に詳しい。

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