二宮神社の筒粥の神事及びお的の神事
- [2015年2月25日]
- ID:1147
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

二宮神社の筒粥の神事及びお的の神事(にのみやじんじゃのつつがゆのしんじおよびおまとのしんじ)
茂原市指定文化財(平成15年10月30日指定)
- 所在 茂原市山崎927番地
- 所有 二宮神社


- 筒粥の神事
神事の当日(1月15日)午前8時、神殿を装飾し、社頭において、鉄鍋にて粥を煮る、葭殻(よしがら)を幣束に切り、筒12本を製し、コヨリにて編み連ね、これを中央に入れ、1時間煮て、氏子、村吏、社人立会いの上、筒粥を割り、筒の中に入った粥の多少により五穀の豊作・凶作を占う。 - お的の神事
神事の当日(1月17日)午前8時、神殿を装飾し、拝殿の正面15間を隔て、お的を置き矢を3度放ち、当たった矢の行方により風、雨、旱(かんばつ)、地震の四兆を占う。
これらの神事は、神事をとり行う社家について旧来の家格を遵守し、神事に用いる用具や準備など、その役割分担が厳格に受け継がれている。また500年以上も前から行われているとの伝承がある。