羯鼓舞
- [2015年2月25日]
- ID:1146
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羯鼓舞(かっこまい)
茂原市指定文化財(昭和48年1月10日指定)
- 所在 茂原市法目
- 所有 法目粥米地区

3年毎に10月10日に行われる本納橘神社の秋祭りに粥米地区の氏子によって演ぜられる。俗に粥米の羯鼓という。舞子は3人、各々が弟橘媛(おとたちばなひめ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、忍山宿弥(おしやますくね)の象徴である獅子頭をいただき、一重の衣服に襷(たすき)を掛け、くくり袴(はかま)を穿き草鞋(わらぢ)ばきで、腹部に羯鼓をつけ両手に撥(ばち)を持つ。楽は羯鼓と笛とからなり、笛手は一重着の着流しに黒の羽織をつけ白足袋をはき頭には菅の笠をかぶり、祭の行事開始となると笛手は楽を奏し舞子は腹にくくった羯鼓を打ち、体を振り舞いながら参道を進み、土足のまま拝殿を通り本殿に参拝、引き返して社前で演舞を奉納。終って神輿渡御の行列の先頭を行進する。
(※羯鼓…雅楽に使う太鼓の一種)