上人塚
- [2015年2月25日]
- ID:1119
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上人塚(しょうにんづか)
茂原市指定文化財(昭和52年10月22日指定)
- 所在 茂原市真名1744番地1
- 所有 真名自治会

上人塚は真名カントリー倶楽部のクラブハウスの南東端で、標高126メートルのところに位置する。
戦国時代、土気城主酒井小太郎定隆の改宗令のおり、この地の某寺の住職が改宗に応じないため、捕えられてこの地に引かれ生き埋めにされた塚であるといわれる。また、真名村出身の学徳高い名僧が、入滅後葬られた塚であるとの伝説もある。
茂原には数少ない古墳時代の山上方墳とも考察されるが、未調査のため詳しくは不明である。
椎の巨木を含めてこの付近は、明治42年、航行目標として指定された保安林である。樹齢約400~500年に及ぶ椎の巨木は、茂原市内では数少ないものであり、「ふるさとの塚」的価値も大きい。