下太田貝塚
- [2015年2月25日]
- ID:1115
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下太田貝塚(しもおおだかいづか)
茂原市指定文化財(昭和48年1月10日指定)
茂原市指定文化財(平成10年10月1日指定)
- 所在 茂原市下太田991番地、茂原市下太田990番地2
- 所有 茂原市

昭和41年と42年の夏休みを利用して、県立東金高等学校が主体となり、千葉市高等学校と本納文化財顕彰会の協力(指導は川戸彰)により発掘調査したもので、縄文後期から晩期にわたる遺物を包含する遺跡である。
土器、石器、曲玉、土偶など多くの物が発掘された中に、特筆すべきはコンクリートの様に固い10体の人骨であった。
伸展葬、屈葬、男女それぞれの人骨があり、1.5~2.0メートル近くの地下に2段に埋葬されている。
東房総として、また低地帯貝塚としては、きわめて珍しいものであると言われている。
平成9年~11年に文化財調査が実施され、人骨約200体位と多数の出土遺物が発見されている。