上総国弐宮庄黒戸村御検地水帳(2冊)・上総国弐宮庄黒戸屋敷帳(1冊)
- [2015年2月25日]
- ID:1130
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上総国弐宮庄黒戸村御検地水帳(2冊)(かずさのくににのみやしょうくろどむらごけんちみずちょう)

上総国弐宮庄黒戸屋敷帳(1冊)(かずさのくににのみやしょうくろどやしきちょう)
茂原市指定文化財(平成13年8月28日指定)
- 所在 茂原市高師1345番地1 茂原市立美術館・郷土資料館
- 所有 黒戸自治会

天正19年(1591年)の「上総国弐宮庄黒戸村御検地水帳」2冊と「上総国弐宮庄黒戸屋敷帳」1冊です。豊臣秀吉の太閤検地のものであり、当時の土地、農民の状況を知る貴重な資料です。太閤検地は、中世から続いた複雑な土地所関係を整理して、実質的な耕作者を確定し生産力の実態を把握するために行ったものである。
現在、同時期の検地帳は茂原市内においては、渋谷、北塚両地区のものが確認されているが、両地区の検地帳はともに、昭和57年4月6日千葉県指定の文化財とされています。
黒戸の「上総国弐宮庄黒戸屋敷帳」は墨付僅か2枚のものであるが、渋谷、北塚両地区にはない珍しいものです。