石神貝塚
- [2015年2月25日]
- ID:1113
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石神貝塚(いしがみかいづか)
茂原市指定文化財(昭和48年1月10日指定)
- 所在 茂原市石神422番地
- 所有 石神神社
石神貝塚は石神神社の境内で、社の表参道の途中と建物の東南隅が主な場所である。
明治25年の夏、鳥居龍蔵博士が学生であったころ付近の社寺を調査し、石神神社の境内で土器の破片を発見、これを雑誌に発表し、学界から注目されていた。
昭和37年夏、地元石神地区、市教育委員会後援によって東金高等学校考古学クラブ員により発掘調査され、多数の出土品があった。ハマグリ、シジミ、カキなどの貝殻が多く、その中にスズキ、クロダイ、シカ、イノシシ等の骨、土器、土偶、石器などがあり、人骨の一部も出た。
当時の自然環境、生活様式がこの貝殻によって想像できる貴重な文化財である。