宮ノ下遺跡出土器
- [2015年2月25日]
- ID:1124
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宮ノ下遺跡出土器(みやのしたいせきしゅつどき)
茂原市指定文化財(昭和53年12月28日指定)
- 所在 茂原市高師1345番地1 茂原市立美術館・郷土資料館
- 所有 茂原市
橘神社境内東側及び裏側の崖や水田から縄文土器片や石器が出土することは明治のころから知られていたが、昭和25年本納中学校社会科研究部により加曽利E式の深鉢土器が発見された。
宮ノ下遺跡は、標高10メートル地点であり、周辺の水田は地下1メートルで葦の根の腐食した土質となり、縄文時代は沼地であったと推定される。
橘神社は、弟橘姫(おとたちばなひめのみこと)の伝説を持ち延喜式(えんぎしき)にのる社であることからも、単に縄文土器出土地のみでなく、その資料的価値は大きい。