加藤 智(日本画)
- 初版公開日:[2020年03月05日]
- [更新日:2020年3月5日]
- ID:3514
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の加藤 智の作品

略歴
加藤 智(かとう とも)(1947~)
昭和22年、東京都出身。昭和41年、日本画家の杉原元人に師事し、同43年に児玉希望(日展系物故日本画家)に内弟子として入門する。同46年に日展初入選(以降出品)、同48年より、奥田元宋(文化勲章、現代日本画壇を代表する日展系の日本画家)に師事。日春展での受賞を重ね、『罌粟(けし)』(平成6年第26回日展)、『日溜まり』(平成12年第32回日展・当館蔵)が日展特選受賞。
平成7年、13年には文化庁現代美術選抜展に出品。また、加藤氏は茂原市出身の石井公男氏、茂原市在住の内海泰氏の同門の後輩にあたる。平成15年、当館に日展出品作品6点を寄贈。現在、日展会員、習志野市在住。

主な収蔵品
加藤智の収蔵作品数は計6点です。このうち3点を掲載しています。

ご注意 画像の転載・利用を禁じます。

加藤 智「静夜」 紙本彩色 平成9年(1997)作 193.9×194.0cm
平成9年、第29回 日展入選作品。
植物を得意とする作者の、みずみずしくも幻想的な作品。

加藤智「日溜まり」 紙本彩色 平成12年(2000)作 225.0×175.0cm
平成12年、第32回日展特選受賞作品。
作者には湿原や水辺に取材した作品が多く、日本画絵具の特性を生かしながらも、しっとりと表現している。

加藤 智「池塘」 紙本彩色 平成14年(2002)作 194.0×194.0cm
第34回 日展入選作品。
得意とする湿原や水辺に取材し、日本画絵具の特性を生かしたパステル調の淡い表現の作品。