松林雪貞(日本画)
- 初版公開日:[2020年03月05日]
- [更新日:2020年3月5日]
- ID:4023
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茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の松林雪貞の作品

略歴
松林 雪貞(まつばやし せってい) (1880~1970)
明治13年、福島県白河出身。本名 松林孝子。父 松林高風は旧白河藩家老の家の出である。
明治29年、17歳の時、野口幽谷(ゆうこく)に入門、翌年、日本美術協会展で二等褒状を受けた。
同34年、同門の伊藤篤(後の松林桂月)と結婚。その後は日本美術協会展に連続入賞、文展
にも入選するが、しだいに展覧会出品は減っていく。
写生に基づいた花鳥画が多く、しなやかな描線と余白のとりかたの巧みな、品位ある作風である。

主な収蔵品
松林雪貞の収蔵作品数は2点です。

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松林雪貞「撫子」(なでしこ)(石井公男題) 紙本彩色 制作年不明 27.2×24.1cm

松林雪貞「未央柳」(びょうやなぎ)(石井公男題) 紙本彩色 制作年不明 27.2×24.2cm
未央柳は中国原産、オトギリソウ科の低木で、葉の形が柳の葉に似ているが、柳の仲間ではない。