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あしあと

    麻生一亭(書)

    • 初版公開日:[2020年03月05日]
    • [更新日:2020年3月5日]
    • ID:3871

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    茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の麻生一亭の作品

    略歴

    麻生 一亭 (あそう いってい)  (1879~1949) 郷土の書家 板倉花巻 関連

    明治12年、現 茂原市立木に生まれる。本名 誠一。

    明治31年、千葉師範学校卒業。日下部鳴鶴、西川春洞らに就いて書道を研究し、24歳で文検合格。同45年~大正13年まで私立大成中学校(県立長生高校の前身)教諭。

    大正4年から、現在の茂原市内の私立学校の創立者の一人として携わり、同7年には長生補習学校校長となった。(同校は同8年に千葉県修斉学校に、同15年には修斉中学校となる。昭和11年閉校。)

    なお、昭和9年に修斉学校教員となった板倉花巻は、麻生一亭に書を学んでいる。

    書道をもって知られ、青少年の教育振興と地方文化向上に貢献した。

    茂原公園内に「麻生一亭碑」がある。昭和24年、72歳で没する。


       

    主な収蔵品

    麻生一亭の収蔵作品数は2点です。このうち1点を掲載しています。

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    麻生一亭 「李白詩『将進酒』」

    麻生一亭 「李白詩『将進酒』」(りはくし しょうしんしゅ) 紙本墨 制作年不明 138.0×69.5cm
    「将進酒」 李白

    君不見黄河之水天上來 君見ずや黄河の水 天上より来たり
    奔流到海不復廻    奔流して海に到りて復た回らず
    君不見高堂明鏡悲白髪 君見ずや高堂の明鏡 白髪を悲しむ
    朝如青絲暮成雪   朝には青糸の如きも 暮には雪と成る
    人生得意須尽歓   人生 意を得れば須らく歓を尽くすべし
    莫使金樽空對月   金樽をして空しく月に対せしむなかれ
    天生我材必有用   天 我が材を生ずる 必ず用有り
    千金散盡還復來   千金は散じ尽くせば 還た復た来らん
    烹羊宰牛且為樂 羊を煮 牛を宰してしばらく楽しみを為さん
    会須一飲三百杯    会ず須らく一飲三百杯なるべし

    お問い合わせ

    茂原市役所教育委員会教育部茂原市立美術館・郷土資料館

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