中村松岳(書)
- 初版公開日:[2020年03月05日]
- [更新日:2025年7月18日]
- ID:9000

茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の中村松岳の作品

略歴
中村 松岳(なかむら しょうがく)(1930~2023)
昭和5年、東京都中野区生まれ。本名 茂。千葉敬愛短期大学卒業し、茂原市立西小学校、萩原小学校教諭を務めた。
板倉花巻(いたくらはなまき)に師事し、後に安田建中(やすだけんちゅう)に師事。
日本教育書道連盟師範、千葉県書道協会理事、上総書道会理事、松岳書道院主宰。

主な収蔵品
中村松岳の収蔵作品数は、計18点です。このうち4点を掲載しています。
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中村松岳「金声玉振(きんせいぎょくしん)」 紙本墨 昭和60~平成2(1985~90)年頃 138.3×33.7cm
金声玉振…孟子(もうし)が孔子(こうし)を賛美したとされる言葉で、知徳、才智が調和して、よく備わっているたとえ。
「中村松岳還暦作品集」(平成2年)に掲載あり。

中村松岳「万物光輝(ばんぶつこうき)」 紙本墨 平成22(2010)年 136.0×34.5cm
万物光輝…天地間のすべてのものが、命の輝きを放っている。中国の古典詩をまとめた楽府(がふ)詩集では「萬物生光輝」と記載。
第59回 茂原市文化祭出品
「中村松岳の90歳の作品集」(令和2年)に掲載あり。

中村松岳「長楽(ちょうらく)」 紙本墨 平成22~令和2
(2010~20)年頃 136.4×35.0cm
長楽 長く楽しむこと。楽しみが続くこと。
「中村松岳の90歳の作品集」(令和2年)に掲載あり。

中村松岳「長楽(ちょうらく)」 紙本墨 平成22~令和2
(2010~20)年頃 70.1×68.5cm
為善最楽…善をなす最も楽し。出典先:後漢書 東平憲王蒼
「中村松岳の90歳の作品集」(令和2年)に掲載あり。