仲野神香(書)
- 初版公開日:[2020年03月05日]
- [更新日:2020年3月5日]
- ID:3914
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茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の仲野神香の作品

略歴
仲野 神香 (なかの しんか) (1947~)
昭和22年生まれ。本名 文子。
大東文化大学日本文学科卒業後、県立高校書道教諭として茂原高校、長生高校、茂原農業高校(当時)、九十九里高校を歴任。
千葉県美術会(県展)では美術会賞、知事賞、市長賞(2回)を受賞。
書星会では天象賞、特選を受賞。
現在 千葉県美術会準依嘱、書星会師表、読売書法会会友(仮名部門)
書星会参与を務めた父 仲野熹峰(1914~1995)の創設した啓新書道会を主宰。

主な収蔵品
仲野神香の収蔵作品数は1点です。

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仲野神香「山歌集より四首」(さんかしゅう より よんしゅ) 紙本墨 平成21年(2009)作 38.0×167.0cm
第61回 千葉県展
山家集は、平安末期の歌僧 西行法師の歌集で、山家和歌集、西行法師歌集の別名がある。
山里は霞みわたれるけしきにて空にや春の立つを知るらむ
ふりつみし高嶺のみ雪とけにけり清瀧川の水(みづ)のしらなみ
うぐひすのこゑぞ霞にもれてくる人目ともしき春の山里
梅が香にたぐへて聞けばうぐひすの聲なつかしき春の山ざと