桑原翠邦(書)
- 初版公開日:[2020年03月05日]
- [更新日:2020年3月5日]
- ID:3896
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茂原市立美術館・郷土資料館収蔵の桑原翠邦の作品

略歴
桑原 翠邦 (くわはら すいほう) (1909~1995)
明治39年、北海道帯広市出身。
大正10年、札幌鉄道局教習所に入学。在学中に大塚鶴洞に書を学ぶ。昭和4年、現代書の父といわれた比田井天来との知遇を得、同7年に上京、書学院教授を務めた。同13年、天来の命を受け北京に渡り、3年以上に渡り中国各地で書の指導にあたった。同19年には、大日本書道院、毎日書道展等の審査員、理事を歴任。同25年から20年間に渡り全日本書芸文化院会長を務め、同32年に第一回書宗院展を開催した。
昭和47年から、旧称東宮御所(現赤阪御所)へ書道御進講の命を拝し、後半生を捧げ、書宗院院長の他は一切辞した。古典臨書の重要視しつつも、常に新しいものを求める姿勢を貫いた。平成7年、没。

主な収蔵品
桑原翠邦の収蔵作品数は1点です。

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桑原翠邦「其慶日新」 紙本墨 平成6年(1994)作 135.2×33.7cm